皆さん、2次試験お疲れ様でした!
試験直後から、Googleアンケートフォームを使って、皆さんに試験で何を選択したかをデータ収集させていただきました。それを踏まえて、この試験の正答率などを、ある程度 算出してみたいと思います。
ソムリエ
正解はこちらでした。

去年、白ワイン2種、赤ワイン1種の構成だったので、今年は白ワイン1種、赤ワイン2種の構成で来ると予想していたのですが、裏をかいてきました!
※ソムリエ協会さんにひとつ言いたいのですが、去年くらいから「受験生の裏をかく」事に意識が向きすぎていませんか?試験って、別に受験生との駆け引きとか、そういうの、二の次だと思うのですが。。。同じ品種をニ年連続で出題してみたり、「受験生の予想の裏をかく」事に必死になって、この試験で何を判定したいのか、本質を見失っているような気がしますが、、、
まあ、文句を言ってもしょうがない。
では、行きます。(22時時点 アンケートサンプル数70)
ワイン1(白 一種目)
正解は 2022年の フランス シャルドネ でした。
それに対して皆さんの 生産国のチョイスはこんな感じ

生産国は、こんな感じ

ブドウ品種はシャルドネ

生産国 アメリカ/オーストラリア を選んでいる方が10%程度いるので、その8割がシャルドネを選んだと仮定すると
生産国・ブドウ品種 両方正解・・・45%くらい
生産国はずれ/品種正解・・・8%くらい
生産国あたり/品種はずれ・・・35%くらい
生産国も品種もはずれ・・・10%くらい
て感じかな??て思います。
自由コメントはこんな感じです。


まあ、この感じだと、たぶん「シャブリ」だったんじゃないでしょうか。。。
決め手になる極端な香りなどはなく、バランスタイプの白だったと推測されます。香り、味わいのところも、ソツなく、中庸な表現でよかったんではないかと。。。
ワイン2(白のふたつめ)
正解は 2024年 日本 甲州 でした。
甲州/日本 は実質セットなので、当たってれば産地&品種 両取り、外してれば、ゼロ点
ここは、ぜひ当てたいところでした。
ヴィンテージ

生産国

品種

このワイン2は、受験生の65%が「産地・品種」を両方得点できたと推測されます。残り35%の方は、産地/品種 ゼロ点です。
難易度は高くなかったと予測されるので、ここはぜひ取りたかったですね。。。


ワイン3(赤ワイン)
赤ワインは、なんと、久しぶりのジンファンデルでした。
2023年 アメリカ ジンファンデル





赤ワインは Zinを選んだ人は当然国も正解してますね。ということは、
生産国/品種 どちらも正解・・・9%
生産国のみ正解・・・15%
生産国/品種 どちらもはずれ・・・75%
程度になりますね。
・・・これは, 問題としてはどうなんでしょうね?
白の甲州、赤のZinと 「品種を当てれば自動的に産地の点も来る」ものが3つのうち2つでした。これでは産地・品種を別々に問うている意味があまりなく、3種しかないワインの出題として、若干、ビミョーだと個人的に思います。。。ソムリエ協会さんよ。。。(バカですか?)
その他のお酒 1
正解は ガリアーノ でした。まあ、普段からあまり親しみのあるお酒ではないかもしれないけど。
バーでは常備してあるお酒だし。プロなら知らなきゃダメですね。特徴もわかりやすいので、難しくはないハズですが。。。



その他のお酒 その2
正解 コニャックでした。

これは酷な問題でした。コニャックとアルマニャックの区別は、我々講師でもけっこう難しいです。

全体として
白ワインが2種という予想が裏切られた部分はありますが、
白ワイン・・・難易度低め
赤ワイン・・・難易度高め
その他のお酒・・・2種合わせると難易度はふつう
くらいだったかなあと思います。
3種のワインのうち、2種当たってればたぶん無難にパスできます。
6割の人は甲州を当てている&75%の人は赤の産地品種をとれてない。
・・・意外に1番の白ワインの出来が合否の分かれ目になるかも知れません。。。
1種しかあたってない人のうち、どの程度部分点が取れているか?が勝負の分かれ目になると思われます。
1種も当たらなかった人は、、、厳しいでしょうね。
3次試験まで終わってから、ソムリエ協会から「マークの選択用語の得点となる選択肢」の発表があるので、それを見て、もういちど、来年に向け分析をしたいと思います。
取り急ぎ、ソムリエさんの正答率の予想の速報でした!



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