ワインの熟成容器について知っておくことはぶどう品種を知ることと同じくらい重要

2次試験対策

ワインの味わいって、産地と品種とヴィンテージだけで決まるものじゃないですからね。。。

以下にワインの熟成容器についてまとめました。

ワインの熟成容器まとめ|樽・タンク・アンフォラなどの特徴と違い

ワインの味わいや香り、質感に大きな影響を与えるのが「熟成容器」です。
オーク樽やステンレスタンクだけでなく、最近ではコンクリートやアンフォラ(粘土製)など多様な容器が使われています。
ここでは、それぞれの熟成容器の特徴やワインへの影響を簡潔にまとめました。

1. オーク樽(木樽)

材質:フレンチオーク、アメリカンオーク、ハンガリーオークなど
容量:225L(ボルドー樽)、228L(ブルゴーニュ樽)など
特徴:新樽と旧樽で風味の影響が異なる

ワインへの影響:

  • バニラやトーストの香りを付与
  • 酸素との接触によりまろやかに
  • ワインに複雑さを与える

2. ステンレスタンク

特徴

  • 無味無臭で衛生的
  • 温度管理がしやすい

ワインへの影響:

  • フレッシュで果実味を保つ
  • 酸化を防ぐ
  • ピュアで透明感のある仕上がりに

3. コンクリートタンク

特徴

  • 温度の安定性に優れる
  • 内面がガラスや樹脂でコーティングされることもある

ワインへの影響:

  • 微量の酸素透過で丸みのある味わいに
  • ミネラル感を強調する

4. アンフォラ(粘土製容器)

特徴

  • 古代から使われる素焼きの容器
  • 内側に蜜蝋などを塗ることも

ワインへの影響:

  • 野性味ある風味
  • 複雑なテクスチャー
  • ナチュラルワインに多い

5. ガラス容器(デミジョンなど)

特徴

  • 非多孔質で酸素を通さない
  • 香りや味を変えにくい

ワインへの影響:

  • 熟成より「保存」に向く
  • 味の変化がほとんどない
容器酸素との接触味わいの影響向いているスタイル
オーク樽あり(微量)香り付け、まろやかさ複雑な赤ワイン、樽熟白ワイン
ステンレスタンクなしフレッシュ、ピュア白、ロゼ、アロマティック系
コンクリートあり(自然に)丸み、ミネラル感ミディアム~フルボディ全般
アンフォラあり(自然に)野性味、土っぽさナチュラルワインなど
ガラス容器なし風味を変えにくい保存向き

まとめ

熟成容器の違いは、ワインの味わいに直結します。
どの容器を使うかは造り手の哲学やスタイルによって選ばれますが、飲み手としてもその違いを理解することで、より深くワインの世界を楽しめるようになります。

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